御本社宮神輿は、台輪幅4尺3寸の元祖千貫神輿で有名。約4トンある。
狭い下町の町内を渡御するので、大きな胴体に比べ太く短い担ぎ棒のために担ぎ手一人の負担も大きくより重く感じるので、昭和の初めよりその重さから都内で最も重い神輿と言われていた。
毎年氏子により担がれ、氏子町内を渡御される神輿としては都内でも最大級で重い神輿である。
本社神輿は例年、日曜の朝6時50分(発輿式は6時半から)より宮出しされ午後9時に宮入となり神社に戻る。
本社神輿の列の先頭には、猿田彦(天狗)や、手古舞連、子供たちの持つ五色の旗が歩き神輿を先導し、夜8時過ぎの宮入道中では神輿の周りに提灯を付け、高張り提灯に囲まれ宮入りする。
その荘厳かつ幻想的な姿により、夜祭りとしても有名で、暗闇の中を提灯の灯りがユラユラと揺れる事から、お化け神輿の別名もある。
平成9年(1997年)9月14日に、東京湾横断道路アクアラインの開通を記念し、「関東三大宮神輿」として浅草・鳥越神社の本社神輿、深川・富岡八幡宮の二之宮神輿、木更津・八剱八幡神社の宮神輿の連合渡御が行われ、木更津の地で合同奉舁が行われた。
ふるさとの夏祭り
江戸時代からの典型的下町。浅草鳥越は捕り物でもおなじみです。、東京都台東区鳥越にある神社である。白雉2年(651年)、日本武尊を祀って白鳥神社と称したのに始まるとされ、前九年の役のおり源義家がこの地を訪れ鳥越大明神と改めたと伝えられている。例大祭に出る千貫神輿は都内最大級を誇る。 例大祭(鳥越祭、鳥越まつり)は、平成25年度(2013年)は、6月8日(土)、6月9日(日)に開催される。
小生の生まれたのは鳥越町1丁目、その名のとおり鳥越神社の氏子である。
少年時代町内の子供神輿を担ぎ、肩が痛かったころを記憶している。 担ぎ手も昨今女性の進出が目覚しい。
2013.6.9